《Last Clock》は iPad のカメラによって映し出される風景で時間を刻む、iPad 時計アプリ(350円)です。元々はインタラクションデザイナー《Jussi Ängeslevä》と《Ross Cooper》が、2002年にロンドン王立芸術大学で制作した作品であり、日本でも、2003年の第7回文化庁メディア芸術祭に審査員推薦作品として出展されています。
このアプリには《スリットスキャン》[slit scan]という、スキャナーのように少しずつ時間をかけて撮影していく技法が使われており、リアルタイムで切り取られる画像によって時計の文字盤が描画されます。どのような時計アプリかは、動画をご覧頂いた方が解り易いと思います。
3つの時計針ごとに、3層の円が描かれ、秒・分・時間、それぞれ異なる時間軸のリズムで映像が切り取られます。さらに、この時計はストリーミング配信もできるので、遠く離れた地の“現在”を感じることもできます。
スクリーンショット
Last Clock
App Store カテゴリ:ライフスタイル
開発:New Mediology
言語:英語
価格:350円
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