高松港周辺と瀬戸内海の7つの島を会場に開幕された『瀬戸内国際芸術祭』。その参加作品の一つとして、面白い形の船が登場しました。
どういった作品か、詳しくは下の動画をご覧になってみてください。
どうでしょうか?この船の形からもわかりますが、上空から見ると白い波跡が残って、ジッパーで海を開いている様に見えませんか?
この「ファスナーの船」は、現代アート作家である鈴木康広氏が「飛行機から見た船がファスナーに見えたことから着想した」と、構想8年を経て、約3ヶ月間で漁船を改造して制作されたものです。
この作品は、2004年にもラジコンボートでも制作されていたようで、そちらが下の動画のものです。こちらのラジコンボートもそのまんまファスナーに見えますね。
ファスナーの形は、何処にでもありふれた普通のものなんですが、この作品ではそれが予想外の場面に登場するのが面白いですね。
こういう風に、普段から見慣れたものの使い方・場所・サイズなど、視点を変えてみることで、何か面白いものが考えられそうです。
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