新しい音楽を配信・共有できるWebサービス《SoundCloud》

皆さんは新しい音楽を探すとき、どのようなサービスを利用していますか?ネット上で新しい音楽と出会えるツールとしては《Podcast》や《Myspace》《Last.fm》など、様々な音楽配信/共有を主としたWebサービスがあります。ここで紹介する《SoundCloud》は楽曲制作者によって公開された楽曲を、共有することができるWebサービスです。

楽曲を公開できるのはプロフェッショナルだけでは無く、アマチュアの方でも曲を制作した誰もが、気軽に公開できるようになっています。基本は無料で利用でき、有料プランにすると容量が増えたり、ダウンロード数の上限が増えたりと本格的な利用も可能になります。世界中の多くの楽曲制作者が《SoundCloud》を利用しており、試聴のみのものもあれば、レコーディング楽曲やライブ音源が丸ごと公開されているものもあります。

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聴くだけでも楽しめる

2008年よりドイツで開始されたこちらのサービスですが、当初は楽曲制作者や音楽レーベルなど、業界向けとしての色が濃いサービスでありましたが、コンシューマとして新しい音楽を発掘して聴くだけでも十分に楽しめます。

まずは《SoundCloud》でアカウントを作成してログインすると、ダッシュボードでアップロードされた楽曲を一覧出来ます。とりあえず直感で聴きたい曲をクリックすれば曲が流れますので、気に入った曲があれば、自分のアカウントにお気に入りプレイリストとして追加します。楽曲中で特に自分に響いた部分があれば、波形上をクリックしてコメントを残すこともできます。コメントすると、波形直下にアカウントアイコンが表示されますので、これが多い程多くの人の共感を得ている楽曲であるとも言えます。

また、ダウンロード可能な楽曲は mp3 ファイルでダウンロードすることも出来ます。検索も出来ますので、お気に入りのジャンル名やキーワードで検索して、その一覧を表示させることも可能ですし、とにかく様々な楽曲がアップされていますので、あれこれ聴いているだけで時間の経過を忘れて夢中になってしまいます。

とても便利なクライアントアプリ

Mac / iPhone / Android それぞれで使える専用のクライアントアプリを使うと便利です。Mac 専用のデスクトップアプリは動作も軽快で《iTunes》と同じような感覚で使用できて、ダウンロード可能な楽曲はアプリから直接ダウンロードが可能です。さらに、iPhone / Android 用のアプリを入れておけば、WiFi接続で外出先でもそのままプレイリストを聴くことも出来ます。

このようにブラウザからのアクセスせずとも、これらの専用クライアントアプリで便利に使えますし、サードパーティー製のアプリも数多くあるので、楽しみ方も拡張できます。

誰もが世界中の音楽を共有できる時代…

冒頭で挙げたような、ネット上で音楽によってコミュニケーションができるサービスが普及し続け、聴き手にとっては幅広い音楽と繋がりに、より多く触れる機会が増えたと思います。また、楽曲制作者は新しい曲が仕上がったらすぐに公開し、聴き手の反応をすぐに知ることができるため、楽曲制作者そして聴き手、両者がダイレクトに繋がるようになってきています。

そして音楽を聴くスタイルも変化しつつあります。今後は通信システムの向上によって、携帯回線やWiFiを通じ、どこでも高音質でのストリーム再生が可能になるでしょう。そうなれば、音楽はWebクラウド上のデータにアクセスして聴くというのが主流になり、いずれは世界中の音楽を、いつでもどこでも誰もが共有できる時代になっていくのだと思います。

-> SoundCloud – Your Sound, At The Heart
-> My Acount(hrecs)

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