色々あって面白いオリンピックの歴代ロゴデザイン

バンクーバーオリンピック開催中の真っ只中。どうも今大会のロゴを見ていると『京都オリンピック?』と間違えてしまいそうです。過去のデザインも気になり、Olympic.orgで調べてみると、歴代オリンピックのロゴやポスターが紹介されていて、気になるデザインのものが幾つかあったのでご紹介。

北欧らしいデザインのヘルシンキオリンピック[左]、赤い日の丸とゴールドのグラデーションがとても綺麗です。完璧なデザインと絶賛される東京オリンピック[右]。

ソウルミュージックな感じのメキシコオリンピック[左]、個人的に歴代オリンピックロゴの中でも異色に見えて、何か意味ありげなデザインのミュンヘンオリンピック[右]。

名前の通り湖か河のようなデザインのレークプラシッドオリンピック[左]、トップを狙うような意気込みを感じるデザインのモスクワオリンピック[右]。

◎を重ねてカナダ国旗の楓に見せたデザインのカルガリーオリンピック[左]、氷の結晶のようなデザインで冬季の雰囲気がよく出ているソルトレイクオリンピック[右]。

と色々ピックアップしましたが、僕の場合、目がいくのは60年代、70年代、80年代のものが殆どでした。特にその辺りの時代のものは、政治的背景などもあって意味深さも感じるのですが、この時代の直線とカーブの使い方は凄く好きです。

逆に90年代風の、人を模して筆で書いたようなラフな感じのデザインは個人的にあまり好みじゃないので、今回見事に1点も入っておりません。また時代が巡れば好みも変わるのかも知れませんが。

こういう祭典のロゴやポスターは、その時代の流行や社会風土が見られて面白いです。

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